モノトーンのリボンパスタ

リボンの形をしたモノトーンのパスタを初めて見たのは数年前。
スーパーでも食材屋さんでもなく、インテリアショップでした。
白いお皿に、アクセサリーのように飾られたその姿は
食べ物だとは思えないくらいのかわいらしさでした。
はっきり言って、おいしそうには見えません。・・・よね?
でも、実際食べるとモチモチしていてとてもおいしいのです!
原産国は、パスタの国・イタリア。
イタリア半島のかかと部分に位置するプーリア州で作られています。
考案したのはパスタ職人のアントニオ・マレーラ。
彼の名を取って、「Marella」の名で売られています。
日本以外でも、ブランド名やパッケージを変えて
イギリス、フランス、アメリカ、スペインなどで販売されているそう。
まさに世界が認める一流のパスタなのです。

この白黒パスタは「ファルファレ ゼブラ」という名前。
リボンにも見えますが、ファルファッレですから蝶なんですね。
見た目がかわいいだけでなく、材料には良質な小麦を使い
色も天然(たとえば黒はイカスミ)。
しかもおいしいのですから、たいしたものです。

このモノトーンには、生クリームのソースが似合いそう。
というわけで、サラミとマッシュルームの
クリームパスタを作ってみました。
作り方はとっても簡単ですが、ポイントはいくつかあって・・・。
・アンチョビはペーストではなくフィレを使うこと
(これはすべてのパスタに言えること。フィレは断然おいしいです)
・生クリームは塩水(パスタの茹で汁)で伸ばしますが
それだけだと味が薄まるので、
味を見ながらフュメドポワソンやバターでととのえます。
もしくは、生クリーム+キューピーのパスタソースでもOK。
キューピーのパスタソースはそれだけでも美味です♪
・パルミジャーノレッジャーノとパルメザンチーズは別物です。
一般的にパルメザンチーズとして知られる缶入りの粉チーズは
熟成期間が短く、香りや風味も弱いので
固形のパルミジャーノレッジャーノを使うほうがベターです。
材料(約2人分)
ゼブラパスタ160〜180g
アンチョビフィレ3切れ
にんにく1片
イタリアンサラミ4〜5枚
マッシュルーム7〜8個
生クリーム50g(同量の茹で汁)
フュメドポワソン小さじ1
バター10g
パルミジャーノレッジャーノ適量
塩コショウ適宜
1)フライパンにオリーブオイルとみじん切りのにんにく、
アンチョビを入れて炒めます。
※アンチョビは炒めれば小さく崩れるので切らなくてOK。
炒めるときはかなり油が飛ぶので蓋をしたほうがよいかも^^
2)刻んだイタリアンサラミとスライスしたマッシュルームも加え、
しばらく炒めたら生クリームを入れます。
生クリームと同量のお湯(←パスタの茹で汁)を入れて
フュメドポワソンとバターも加え、味をととのえます。
※ポイントのところで書いたように
生クリーム+市販のパスタソース+茹で汁でもOKです。
3)ゼブラパスタは熱湯で5分ほど茹でてから
おたまなどで優しくすくってしっかり水気を切り、
2)のフライパンに入れてしばらく煮詰めます。
※パスタを茹でる際は、水1リットルに対し塩10gが目安。
たっぷり塩を入れたほうがおいしいです。
※マレーラのパスタは強火だと形が崩れるので弱火で優しくどうぞ。
4)仕上げに細かく刻んだパルミジャーノレッジャーノを加え、
パスタに味がなじんだらできあがり。
味を見て、薄いようなら塩コショウを適宜加えてください。
しっかり味のからんだゼブラパスタは、とっても美味です♪
さてさて、マレーラのパスタはほかにもいろいろあります。
どれにしようか迷うくらい。
カラフルで小さなストライプのミニ帽子「ソンブレリーニ」は、
形を活かして中に詰め物をしてみました。
詰めたのは、7分立てにした生クリームにバジルペーストと
クリームチーズ、ハムを混ぜて塩コショウで味をととのえたもの。
卵を多めにしたタルタルソースなどを詰めてもおいしそうです。
そして私のイチオシは、
色とりどりの蝶々が詰まった「プリマヴェーラ」という名のパスタ。

よくあるシーザーサラダも、
蝶々を何匹かトッピングするだけでこんなに鮮やかに!
帽子やちょうちょのカラフルな色ももちろん天然。
ウコン、ビーツ、ほうれん草、パプリカなどの色だそうです。
モチモチした食感はドレッシングとの相性も抜群で、
ぜひぜひ試していただきたい一品です。
マレーラのパスタは見た目も味も抜群なのですが、
これだけ手の込んだ品だけに、値段が高めなのが唯一の難点。
でも、サラダやグラタン、スープなどのトッピングにしたり
詰め物をして前菜にしたり、という使い方なら
一度に使う量が少なくても、見栄えはかなりいいので、
コスト的にもさほど厳しくないような気がします。
モノトーンのファルファレゼブラも、
それだけで使うと高く付いてしまうので、今回ご紹介したレシピを
少しアレンジして、基本敵には普通のファルファッレにし、
トッピングにゼブラを1〜2個のせるだけでも十分かわいいですよ。
※普通のファルファッレとゼブラは、時間差を計算すれば一緒に茹でてOKです。
Veronica















