ズーラシアを歩こう
2歳のお誕生日の日、初めての動物園へ行きました。
最近「ゾウしゃん、ゾウしゃん」と連発するので、
そろそろ見せてあげたいなぁと思って。

うちから一番近いのは上野動物園なのですが、
あそこって、どうも雰囲気がイマイチじゃないですか?
なんかこう、寂れた感じが漂っているといいましょうか。
人気のある動物園なのに、ちょっと工夫が足りない、
ワクワク感がわいてこない、そんな気がするのです。
で、トキワ初の動物園はズーラシアを選んでみました。
入場するとすぐにゾウさん!なのですが、トキワは午睡の時間。
大声で呼びかけても夢の国からなかなか戻りません・・・。
でも、なんとかゾウさんを見せたくて
「ほらトッキー、ゾウしゃんだよ、ほらほらほら!」と
半ば強制的に目を覚まさせました(笑)。
目の前の大きなインドゾウと、イラストで知っているゾウしゃんが
同じものだなんてなかなか想像できない様子。
ちょっと不思議そうに、でも明らかに目を輝かせて見入っていました。

ガラス越しに、目の前まで近寄ってくるトラは迫力満点!
なのですが、見ていて胸が痛くなってしまいました。
動物が同じ場所を何度もウロウロと行ったり来たりするのは
狭い場所に対してストレスを感じているために起こる行動。
このトラはまさにその行動をとり続けていて・・・。
ズーラシアはかなり環境に気を配った動物園で、
このトラもけっこう広いエリアで暮らしているように見えます。
それでもやっぱり、トラにとっては狭すぎるんでしょうね・・・。
トキワは「おお!」と喜んで見ていたので親としては嬉しかったけど
もう少し大きくなったら、そんな話もしたいなぁと思いました。
ズーラシアは、歩いているだけで気持ちのいい場所です。
ホント、猛獣なんて居なくても十分に楽しめると思います。
ただ広いだけではなく、敷地内全体が緑に満たされ、
しかもそれらのすべてに手入れが行き届いています。
ゴミ箱も自販機も木の枠で囲ってあるので景観を損ねないし
ディズニーランド的な小道具も随所に置いてありました。
そういえばスタッフの制服も「キャスト」のようだったりして。
単なる公園として考えても相当に優秀なのに
そこらじゅうに動物たちが居るのですから!
子どもはもちろんですが、大人も楽しめる場所です。

かわいいアシカもこんなに間近で見られます。
なんだか水族館のようですよね。
トキワはどちらかというと動物より散歩を楽しんでいました。
ほら、おサルさんだよ、あ、トリさんだ、と両親にうながされ、
「お散歩のついでに動物を見る」という感じ。

とくにこの場所はとっても気持ちよかったです。
トキワがパパママから離れて、大好きな「カイジャン(階段)」を
ヨイショ、ヨイショと降りていき、偶然に見付けたエリアです。
動物はとくに居ないのですが、気持ちいい水辺が再現されています。
トキワもこの場所が気に入ったようで、
まるで檻から放たれた子オランウータンのように
「あひゃひゃ」と笑いながらうれしそうに走り回っていました。
肩をいからせて(←転ばないようにバランスを取るため)
自分で「はやーい」と言いながら、テトテトと走る姿に、
あぁ連れてきてよかったなぁ、としみじみ。
いつもはなかなか手をつなぎたがらないのに
「ママ、て!」と言って私の手を握り、
「ありょこ〜♪」とご機嫌で歌い始めました。
トトロの「歩こう〜♪歩こう〜♪」ってやつです。
私の顔を見て、「一緒に歌って」とうながします。

けれど、目の前に広がる大きなトンネルを見て、
つないでいた手を何の躊躇もなく振り払い(笑)、
またもテトテトと駆けだしたちびっこオランウータン。
目に写るすべてのモノが、面白くてたまらない時期なのです。
それにしても、ズーラシア、いい散歩道だったなぁ。
出口付近に、いかにも子どもたちが喜びそうな
芝生のプレイスポットがあるのですが、ここがまた素敵で!
なんでああいう雰囲気の保育園が作れないんだろう・・・?
子供だましじゃない、大人でもワクワクする建物と遊具、
そして、狭くても雰囲気いっぱいの園庭。
あんな素敵な保育園だったら毎日どんなに楽しいでしょう!
私も一緒に通いたいくらいです。
なにはともあれ、お誕生日おめでとう。
Veronica























