2010/03/19 1:41 AM GOODS〜好きなモノたち

愛しきコーヒーカップ

前回、おいしいコーヒー豆とコーヒー道具について書いたので
今回は大切なコーヒーカップのことを。

わが家には、モノを買う際のルールがありまして。
それは、収納できないモノは買うべからず──。
コーヒー用も紅茶用も、ほしいカップはいろいろあるのですが、
カップボードに収まる分だけを、吟味して揃えています。


1953年に発表されたKiltaシリーズの後継TEEMA。
ご存じ、フィンランドARABIA社の人気シリーズです。
デザイナーは現代食器のスタイルを作り上げたkaj franck
無駄な装飾を廃したシンプルかつ美しい形もさることながら、
彼が作ったものは、使いやすさの点でも非の打ち所がありません。
コーヒーカップでスタッキングできるものってあまりないんですが
これはきちんと重なります。その点でも非常に実用的。
この先もずっと、定番であり続けることでしょう。


ARABIA社は買収されて、現在iittalaに変わっていますが、
わが家のカップは愛すべきARABIA時代のものです。


スウェーデンGustavsberg社のAdamとEva。70年代のヴィンテージです。
デザインは、Stig Lindberg
最初はAdamだけを買い求めていたのですが、
Adamが手元にあったらEvaもほしくなるのが人情というもの。
でも、Evaって市場に出回っている数自体がとても少ないので
おのずと価格も高騰しているのです。
この買い物は、食器類の中でも1,2位を争う悩みどころでした。
でもやっぱり買ってよかった。AdamとEvaは対でなくちゃね。

そうそう、AdamもEvaも復刻版が出ています。
何度かお店で見かけましたが、オリジナルに比べると
色の深みや丸の不揃い具合が、全く違います・・・。
オリジナルに忠実で、値段がリーズナブルだったら
復刻版を何客か買ってもよかったんだけどな。

オリジナルはカップの裏の刻印も素敵です。
色や形が好きなら、刻印やデザイナーなんて関係ないじゃない、と
思う方もいるかもしれませんが、それも考え方しだいだと思います。
たとえば私はAdamとEvaの名前を知ってから余計に愛着がわいたし、
大切に作られたモノには、素敵なストーリーや背景があるものです。
それを知ると、さらに大切に使いたくなるんですよね。


それに、単純にかわいいと思うんです、カップの裏の刻印。
洋服だって、タグがかわいいとうれしくなったりしませんか?


これも大好き。今や伝説と化している航空会社BRANIFFの
ファーストクラスで使われていたコーヒーカップです。
デザインはミッドセンチュリーを代表するデザイナーAlexander Girard
狭い機内で使うことを考慮した細長い形状。
これって、わが家の限られたスペースにもありがたい形なんです。
なににせよ、この鋭角的なデザイン、とっても好きです。


BRANIFFのカップは生産国が3つあります。アメリカ、韓国、日本。
わが家のはアメリカのHall社製。Hall社の刻印は圧倒的にかっこいいのです。
HALL CHINAとありますが中国製じゃないですよ。陶器のほうの意味です。
ちなみに、エコノミークラスは同じデザインでプラスティック製です。
それにしても、ブラニフ航空は一度乗ってみたかったです。
あんなオシャレなエアライン、この先登場することはあるのかしら?


さて、それでは、ひとり優雅にコーヒータイムを満喫しましょう。

なんてね。


大人はコーヒー、トキワはほうじ茶で朝ごはんです。

Veronica

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