イアの街並みと夕日
成田を出てシャルルドゴール空港で飛行機を乗り継ぎ、アテネへ。
やっと着いた〜と思う間もなく再び空を飛び、サントリーニ島へ。
日本での通り名はサントリーニですが、正式にはThira。
Thiraの空港からは乗り合いタクシー。Firaの街を通り過ぎ、
エーゲ海と急勾配の崖を眺めながらOia(イア)へと向かいました。
タクシーを降りるとき、ホテルの場所を運転手さんに聞いてみたら
「あぁ、なんだかあっちのほうだよ」と軽く言われたのですが
示された方へ進んでも「こんなところにホテルが・・・?」という
くらい、細くてのどかな道が続いています。

不安になりつつも「なんて素敵な小径〜♪」と気分は上々。
しばらく進むと、ちゃんとホテルの入り口に行き当たりました。
ホテルのことはまた改めて書くとして(すごく素敵なので!)。
「なんて素敵な小径〜♪」は、滞在中何度も思ったことでした。

こちらはイアのメインストリート。メインとはいえ、細い道。
観光客でそれなりににぎわっていますが、やっぱりのんびり。
ハイシーズンではないせいもあるのでしょうが、
こじんまりと落ち着いて大人っぽい街というのがイアの印象です。
海に向かって、斜めに形作られた島だから、

こんなあり得ないロケーションに素敵なホテルがあったり

建物の屋根を上から眺める、なんてことも普通なのです。
私たちは階段を歩いて崖を下りましたが、ロバでも行けます。
ロバは坂道や階段が多いこの島の名物。立派な「足」です。
おとなしくてかわいいけど、フンの落とし物には要注意。

街角の本屋さん。


無造作に並べられた本も、たたずまいも、とても素敵なのです。
ディスプレイ用の鞄には、
野良猫さんが寝ていることも。
イアは美しい夕日の名所としても有名です。
日が暮れる時間帯にはほかの島やフィラに滞在中の人たちも
ここにやってくるので、静かなイアもにぎわいます。

沈んだ瞬間、その場に居た人々から自然と拍手が起こりました。
鑑賞という言葉がふさわしいような、そんな光景。
日が落ちると、人々もさっと居なくなってしまうのですが、
じつはその後の街並みがこれまた美しいのです。


水平線の彼方に消えた太陽、それとともに変化する街の色。
刻々とうつろう景色を眺めながら味わうお酒はまさに格別。
私に抱かれて静かに寝てくれていた息子にも感謝です。
ホテルに歩いて帰る道すがら、目にした光景。

何気ない日常にこそ、幸せな空気は宿るのかもしれません。
Veronica
