白い机とチャーチチェア
1910年代のチャーチチェアです。

私はアンティークにはまるで詳しくないし
そもそもわが家には重厚なアンティークが合わないので
興味の範疇外なのですが(そういうお家は大好きですが)、
このイスは、ようやく見つけた「机」に合いそうだったのです。
モノをたくさん置くことができないわが家では、
インテリアや家具はもちろん、食器を選ぶのも一大行事。
私の仕事机も慎重にあちこち探しまわりました。
ようやくネットでイメージ通りの白い机を見つけて
都内の実店舗に実物を見に行き、購入したのです。
納品までしばらくかかるというその机より一足先に
このチャーチチェアが届いたのでした。
教会の椅子というと、かつては横長のベンチが一般的で、?
このタイプが増えてきたのは19世紀に入ってからなのだとか。?
いくつか並べたときに美しくなるように?
そして、たくさんの人たちが座れるように、?
形や素材をそろえて作られたのだそうで、?
チャーチチェアはどの年代でも同じようなデザインです。
背中の物入れは機能的なうえ、見た目もかわいい。
シンプルなデザインなので、今の時代にも、
そして教会じゃなくても、しっくりきますよね。

白いペンキはわが家で施したものではなく、
塗られた状態のものを買いました。
ペンキを塗る、という行為は、
アンティーク愛好家には怒られちゃいそうですが(笑)、
実際、理にかなっていると思います。
ペンキというのは色を変えるだけではなく、
木の腐敗、風化を防ぐという役割が非常に強いので。
うちのチャーチチェアも、
年代モノとは思えないほど、キレイな状態を保っています。
よく行く近所のカフェにもチャーチチェアが置いてあります。
その椅子はわが家のものより少し若い年代らしいのですが、
ペンキは塗られていなくて、よりアンティーク感があります。
あれはあれで、とても魅力的。お店の雰囲気にも合ってるし。
ペンキなしのアンティークの風合いもよし、
ペンキを塗って保たれるキレイさもよし。
いずれにせよ、今の世で大切にされる運命を持つ椅子。
この先はずっと、わが家で年を経ていくのですね。
さてさて、このイスに遅れること3ヶ月。
ようやく机がやってきました。

この机、お店に置かれた見本では、引き出しの取っ手が丸っこく、
それだけがイメージと違っていました。
なので、机が届いたら黒いアイアンに付け替えようと思いました。
でも、考えてみたら、
もともと付いているものをはずすと穴が開くし、ムダも出ます。
それで、購入する際に、お店の人に聞いてみたのです。
「取っ手を付けずに納品していただくことはできませんか?」
お店の方は「え? いいんですか?」と戸惑っておられましたが、
事情をお話しすると、快く承知してくださいました。
そんなわけで、取っ手のないままわが家に届いた机。
すぐに、買っておいたアイアンの取っ手を付けました。
そして、真っ白いペンキでお化粧直し。
というのも、元々の色は「白」とはいえピンクベージュに近く、
最初にお店で見たときから、
「届いたら真っ白いペンキで塗り直そう」と思っていたのです。
こうして、わが家に白い机とチャーチチェアが仲間入り。
次に探すべきは息子用の机とイス・・・ということになりそうです。
Veronica

