みつばちを飼う
1匹の女王蜂の元に約4万匹が集い、この団体を「一群」と呼びます。
実家に居るのは二群。つまり総勢8万匹です。
最初の一群を知り合いから譲り受け、その後、二群に増やしました。
増やそうと思えばもっと増やせるけど、あえて増やさないんですって。
養蜂といっても、父がひとりで「趣味」としてやっていることですから。
二群もあれば、私や私の友達がわけてもらうには、十分ですしね。
それに、「増やすとそれだけ危険も増す」と父が電話口でぼそぼそと。
「危険? どんな?」
「スズメバチが襲いにくる」
「・・・・・・!」
スズメバチの一団が押し寄せると、それこそ何千匹もやられるんですって。
父も、一度刺されたことがあるのだと、さっき初めて聞きました(笑)。
さて。
ミツバチたちは今の時期からすでに、蜜集めの活動をしています。
私たち人間が、彼らのおこぼれにあずかるのは春先から夏の間まで。
その後は、じきに訪れる冬を越すための「蓄え」をしていただかないと。
秋になると、父はただ、彼らの冬支度にほんの少し手を貸すだけです。
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わが家のホームメイドハニーはものすごく濃厚で、ものすごくいい匂い。
毎年、春になると「そろそろかな? 今年も豊作だといいね♪」と
うちのはちみつを楽しみにしている友達から催促(?)のメールがきます。
「放し飼い」ですから、蜜の香り、色、味も時期によって違います。
今の時期なら梅の花、もう少ししたら、桜の花やれんげの花──。
「今度の蜜は何の花かな? どんな味かな?」と想像するのも楽しいです。
おいしいおいしいパパはちみつ。私たちはせめてラベルをホームメイド。
Veronica
