乙女な日本酒を楽しむには、雰囲気作りが欠かせません。
素敵な酒器で味わうというのも、大切な乙女酒道。
味気も色気もないただのコップになみなみと・・・というのでは
せっかくのおいしい日本酒がもったいない!
「雰囲気なんて二の次」なんておっしゃらず、試してみてください。
酒器を変えるだけで、いつものお酒がぐんと変わるかもしれません。
料理だってお酒だって、「目でも味わいたい」。ですよね?
たとえば花咲く季節には、こんなぐい呑み。

ガラス作家・松下高文さんの作品です。
内側に咲く花を守るかのような磨りガラスから
やわらかく透けて見える、いくつもの花たち。
桜か桃か、はたまた空想の世界に咲く花か。
あでやかな大輪ではなく、楚々と咲くその様子は、
やわらかい味の乙女酒にぴたりと。

お酒をそそいだら、そーっとのぞいてみてごらん。
ほら、グラスの底にも花のカケラが。
水辺に浮かぶ花びらごと、お酒を飲んでる気分になります。
何度でも、のぞいてしまうのです。
Veronica
手前に写っているのはpillow mist。好きな香りを2種。
枕元に置いて、寝る前にしゅっと一吹きしています。

じつは、アロマテラピーの資格を持っています。
もう勉強もしていないのですっかり忘れてしまいましたが。
ただひとつ、実感として刻まれているのは
「結局、好きな香りを使うのが一番落ち着く」ということ。
もちろん、効能や効果を生かすにはそれだけでは不十分です。
エッセンシャルオイルは効き目が強い分、副作用もあるので、
たとえば妊娠中はダメとか腎臓の弱い方には薦められないとか、
種類によって、禁忌事項もいろいろです。
でも、健康な人が日常的に香りを楽しむのであれば。
やっぱり、好きな香りに包まれていたいと思いますよね。
私がいま、ルームフレグランスとして愛用しているのは
フランス、ロタンティック社のアロマティックエッセンス。

いわゆるエッセンシャルオイル(精油)ではないので、
「効果効能」はとくにありませんが、値段もお手頃。
ラベンダーやローズの香りが得意ではない私が、
好きな香りを探していてたどりついたのが、これでした。
とくに、ポア(ペア=洋なし)とブラックベリーがお気に入り。
ペシェ(桃)もいいのですが、少し香りが弱いかな。
加湿器の蒸気とともに香りを楽しんだり、
アロマポットをキャンドルで炊いたりしていますが、
もうひとつ、オリジナルの「香りの生かし方」をご紹介します。

雑貨屋で買ってきたフェルトボールにロタンティックをたっぷり。
これをトイレの窓辺に置いています。
以前は、製菓用のバニラエッセンスを使っていましたが、
無色のロタンティックのほうが、いいみたい。
Veronica
すっかり春めいてきましたが、まだまだ加湿器が手放せません。
ご存じ「±0」のHumidifier。陶器の質感を持った加湿器です。

コポコポと、泉のわき出るような音を時々出します。
調子っぱずれのその音が、何だかまたいいのです。
隣には必ず花を置いています。
花と相性のいい加湿器って、すばらしいですね。
水分が補給されるせいか、花も長持ちするような?
なめらかな表面はとても繊細にできているので、
給水の際にも傷つけないよう、優しく扱います。
水道水をそのまま使うとカルシウムが白く付着してしまい
なかなか取れないので、必ず浄水してから使います。

上の写真で、加湿器の上に乗っかったステンレスの三角錐。
これが浄水装置。たまたま加湿器にぴったりだったのですが、
本来はこんな風に使うもの。


アルベルト・メダがデザインしたARABIA社の浄水器です。
オリジナルのプレートとカイ・フランクのグラスと
カートリッジがセットで付いてきます。
ただ、付属のカートリッジは日本の水に合わないようなので
おなじみ「ブリタ」をセットして使っています。
陶器製で少し重いのですが、
こんなに美しい浄水器は他に見たことがありません。
冷蔵庫に入れておいても、とても絵になります。
Veronica
壁も天井も白いわが家にあって、 硬質な存在感を醸しているのがこれ。

レンジフードです。
部屋の構造からいっても、キッチンはアイランド型にするのが最良。
そう決めたとき、 フードの存在感を「消す」のではなく「生かそう」と考えました。
けれど、しっくりくるデザインがなかなか見当たらないのです。
モダンな部屋ならピッタリ!というものはいろいろあるのですが
うちのような古い木造の部屋に設置したら、「生かす」のは難しい・・・。
カタログを諦め、ネットで検索しつつ悩んでいたとき、「造作したら?」と天の声。
とはいえ、もちろん、自分で作るわけにはいきません。
リノベーションの指揮をとってくれた建築家の友人に、
・丸っこいラインは使いたくない。
・照明はいらない。操作ボタンもなくしたい。
・四角くミニマルに。でも、ブリキのような素朴さを残したい。
というようなリクエストを伝えて、できあがったのがこのカタチ

値段も、思ったよりかなり安く済みました。
「ありそうで、ないもの」を作ってもらうのって難しいですよね。
人の頭の中にある「いい」の基準は、本当に人それぞれで、
「伝わったはず」と思っても 、微妙に食い違うことは少なくないものです。
そこで諦めるのではなく、伝える手段を工夫し、多くの情報を共有して、
細かい部分をすりあわせながら積み重ねていくことが大切だと思います。
このレンジフードは、もちろん気に入っています。
デザインしてくれた友人、造ってくれた職人さんにも感謝感謝。
強そうな見かけの割にはさほどパワフルではないので、
マメに掃除して、キレイに使っています。

キッチンは女性の城。
城を自分好みの空間にしてみると、料理はさらに楽しくなりますよね。
Veronica
東京に、今年2回目の雪が降った日。

おいしいコーヒーをいれて暖かい部屋の中から雪を眺めるか、
完璧な防寒をして、外に遊びに行くか。少し、悩みました。
でも、ベランダに降る雪を見ていたら居ても立ってもいられなくなり。
東京に住む人間にとって、雪は1年に一度見られるかどうかの貴重な存在。
寒くても、出かけていって踏みしめたい!と思ってしまいます。
防寒対策の仕上げは、イタリア「trans-parents」の長靴。
2年ほど前に、nest Robeでひとめぼれして買ったものです。


最近はかわいい長靴がいろいろ出ていますが 、私の中ではこれがベスト。
どんな洋服にも合わせやすいし、雨の日も雪の日も楽しく出かけられます。
この長靴に出会うまで雨の日の外出は大嫌いだったけど、
今では「あ、今日は雨ね♪」とちょっと喜んでしまったり(笑)。
さて、雪の降る中を代々木公園まで行ってみると、
長靴のつま先がすっぽり埋まるほどに積もっていました。
白い地面を踏みしめながら、広い公園をぐるりと1周。
葉っぱが散った後の枝先に、真っ白い雪の花が咲いてるのを見つけました。

たくさん歩いたので手足が冷え切って、凍えてしまいそう・・・。
でも、まだやり残したことがあります。
雪だるまです!
勇気を振り絞って(?)手袋を外し、かじかむ手で雪を固めていきます。
小ぶりだけど、丸く丸く。土がまじらないように真っ白く。
体ができたらいよいよ顔。目と鼻は何で入れましょう?と見回すと、
すぐそばにクヌギの木があって、どんぐりがたくさん落ちていました。
どんぐりの帽子を目に、ほどよい太さの枯れ木を鼻に、
そして、かわいいどんぐりはボタンに使いました。

置いて帰るのが忍びなく・・・後ろ髪を引かれつつさようなら。
明日か明後日には消えてしまうことがわかっているから、
なおさらですよね。バイバイ、かわいいスノーマン!
Veronica